プロ野球、今季は延長戦実施へ
おはようございます
こんにちは
こんばんは
南国に移住した野球大好き一般人、球太郎です⚾
2022年シーズンから、延長戦を従来の12回制で実施する方向で調整している、というニュースが目に入ってきました📰
新型コロナウイルスによる感染拡大防止のため、2020年シーズンは延長10回まで、2021年シーズンに至っては延長戦は行わないという措置がとられていたのですが、今年からは最大12回まで、試合を実施するそうです。
ヤッターーーー🎉🎉
このニュースを目にした時、僕はそう感じました。
延長戦が実施されることによって
- 試合が長く観られる
- 決着がつく可能性が高くなる
真っ先に頭に浮かんだのがこの2つでした💡
このご時世に試合が長引くことを喜ぶとは何事か!
そうお叱りを受けるかもしれませんが、これはあくまでファン目線です。
ご容赦ください。
さて、世界中が新型コロナに震撼する前の年の2019年。プロ野球全体での1年間の平均試合時間は、3時間21分でした。これは、延長戦に突入した場合や雨天コールドゲームとなった試合を含んだ、総試合時間の平均です。長いと感じましたか?
では、感染拡大防止のため延長戦が10回までとなった2020年、延長戦が廃止された2021年はどうだったのでしょうか。
2020年 3時間13分
2021年 3時間11分
あんまり変わらんのやない…😲!?
一見、そう思えるような気もしますね。しかし平均にして10分程度の違いが出ているので、総時間に換算するとそれなりに短くなっていたのでしょう。
まだまだコロナ収束が見えない世の中です。少しでも人と人との接触を避けるためには試合時間が短い方がいいのでしょうが、2022年シーズンはやや以前の水準に戻ることが想定されています。
やっぱり野球ファンとしては、長く試合を楽しめるようになるのは嬉しいことですよね🤗✨
次に、決着がつきやすくなることも、考えられるメリットの1つになると思います。
コロナ前の、2019年のプロ野球全体での引き分け試合数は、22試合でした。
それが延長10回までの2020年は40試合に増加。
延長戦のない2021年は、史上最多となる102試合が引き分けになりました。
プロ野球の順位を決める際、引き分けは非常に重要な意味合いを持っています。例えば年間140試合あったとして、
A.139勝1敗
B.1勝139引き分け
この2チーム、どちらが上位になるでしょうか。
「そりゃたくさん勝っているチームやろ!」
と予想する方もいらっしゃるかもしれませんが、なんと正解はBの1勝139引き分けのチームです。
えっ!なんで!?
そう思った方。ご安心ください、僕も最初は勘違いしていました。
現行のルールでは、順位は勝利数ではなく勝率で決まります。勝率の計算方法は
勝試合数 ÷ (勝試合数 + 敗試合数)
これにA、両チームの成績を当てはめると
A. 勝試合数 139 ÷(勝試合数 139 + 敗試合数 1)= 0.9928
B. 勝試合数 1 ÷(勝試合数1+ 敗試合数 0)= 1
Aの勝率9割9分2厘に対して、Bの勝率は10割。つまり100%!!
実は、139回勝ってたった1回負けてしまうより、1回しか勝てなかったけど1度も負けなかった方が上の順位になるんです😲
東京ヤクルトスワローズが20年ぶりの日本一になった2021年シーズン。
ヤクルトと最後までセ・リーグ優勝争いを演じた阪神タイガースとの成績を見比べてみると、、、
優勝 ヤクルト 73勝52敗18引き分け 勝率5割8分4厘
2位 阪神 77勝56敗10引き分け 勝率5割7分9厘
阪神の方が4つも多く勝ってるーーー😲😲
でもヤクルトの引き分け数は18試合。対して阪神は10試合。
年間約12%以上の試合に、勝てなかったが負けもしなかったことが、勝率を落とさない要因になり見事栄冠に輝きました。
状況にもよりますが、それぐらい引き分けというのは大きな意味を持っています。
ちなみに全体の引き分け試合数の推移は、2018年は16試合、2017年も16試合だったので、2022年シーズンは引き分け試合が大幅に減ることが間違いないと予想されます。
つまりまとめると、試合が長くなりハラハラドキドキの展開を観られる可能性が高まるということです😊
(選手は相当なプレッシャーと戦っているので恐縮ですが、、、ww)
延長戦が実施されるだけでもプロ野球がガラッと変わりそうですね。
それは単純な勝敗の数だけにとどまらず、監督の選手起用法や采配など、細かい部分にも影響してくるはずです。
1月ももう後半。各選手それぞれ自主トレを行っており、2月に入ると一斉にキャンプイン。いよいよ球春到来です⚾🌸
コロナ禍で大変な世の中ですが、僕たちに元気を与えて続けてくれている選手、球界関係者には本当に感謝ですね✨
今年はどんなドラマが待っているのか、ファン一同楽しみにしましょう👏